しゅんの気まま日記

千葉の奨励会員です。好きなことをゆるーく書きます。

ドラマの先にあるものは ~A級順位戦~

 こんばんは。今日は夜の投稿です。

 

 昨日のA級順位戦はものすごいドラマが生まれました。上位2名が共に敗れて、史上初めての6者プレーオフとなりました。トーナメント表は以下のようになります。

 

 このトーナメント表はパラマス形式になっており、前期の順位が高い棋士が有利なシステムになっています。そのプレーオフの一回戦目である久保-豊島戦が、さっそく明日の4日に行われます。直後に王将戦の第5局もあるのでかなりの過密スケジュールになることが予想されます。

 

 このように挑戦者争いの裏では、A級残留をかけた鬼勝負がありました。残留に関わる対局としては渡辺-三浦戦、深浦-久保戦、行方-稲葉戦がありました。この中でも特に注目となったのは、渡辺-三浦戦で実質勝者が残留で、敗者が降級という鬼勝負の一番でもありました。結果は三浦九段の勝利となり、渡辺棋王の降級となりました。タイトルホルダーでも降級するところを見ると、本当にA級のレベルの高さを感じます。

 

 この記事を書いている中で、2年前のA級順位戦の最終局を思い出しました。その時は初めてA級最終局の記録係(郷田-屋敷戦)を務めて、とても緊張した覚えがあります。特に固定カメラが多数設置してある対局の記録係を務めるのが初めてであり、対局中に不注意があれば、ニコニコ生放送などで何を言われるか分からない...と不安になっていました。今ではだいぶ慣れましたが、それでもたまに不安になることがあります。

 

 私の務めた対局は直接昇降級に絡んでいませんでしたが、周りの対局は絡んでいるものが多く、普段とは格段に違う対局室の雰囲気がありました。私の対局は23時過ぎに終局してひと段落ついたころ、1局、また1局と終えていきました。その中で特に印象深いのは森内-久保戦です。確かその日の対局で一番最後に終局したのですが、久保先生の逆転負けで無念の降級となったものです。その時すぐに対局室に向かってインタビューを受けているお二方を見ましたが、正直見てはいけないものを見てしまったと感じました。とても今の私の言葉では表現できないです。ただ言えることは、これが現実のドラマなのだ...と。

 

 今期のA級順位戦はまだ終わっていません。挑戦者争いを決めるトーナメントがまだ5局残っています。この先どのようなドラマが待ち受けているのか。まだまだ目が離せません!

 

 今日は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました(*^-^*)

 


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